見慣れた景色とまだ見ぬ誰かに思いを馳せる話

 一人で千鳥のロケをYouTubeで見ながら牛丼を食べていたのだが、ふと思い立ちブログを書くことにした。

ほんとは今晩は東京の建物の屋上でテントを張って夜を過ごすイベントに行くつもりだった。しかしテントやら寝袋が参加者持参ということを前日に気づき、道具を持っていないし、流石にまだ東京の夜の屋外で寝るのは厳しそうだったので断念して、前述の状態だったのだが、折角予定が空いた訳だし、ブログでも書こうと思った次第だ。

そう言えば、屋上キャンプと同じタイミングで来月末のGWに川崎の工場の屋上で開かれる野外レイヴのチケットを三枚買った。誰と一緒に行くか決めてないままチケットを買って、一緒に行きたい人を考えるのは何だか楽しい。「去年の工場屋上レイヴは楽しかったなー」と思って、この一年間で何回か画像検索した。楽しかったことを思い出すために画像検索しちゃう体験を付与するってイベントとして凄い。そんな思い出は年に何度かしかない。自分もいつかそんなイベントを開きたいなー、いつか創りたい空間と時間の見本だなーとかとか思う。

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流石にこのイベントが開かれる頃には暖かくなっているはずであると考えて気付いたが、GWまで二ヶ月、花見シーズンまで一ヶ月を切って、いよいよ春が近づいてきている。

 

 春は出会いと別れの季節なんて言うけれど、先日、卒業するまで続けると思ってたバイト先をやめさせてもらった。数回しか会ったことのない人に呼ばれて飲み会に参加したら、翌日から働くことになるという不思議な縁で働かせてもらったのだが、今まで働いたバイト先の中で一番楽しいバイト先だったし、色んな経験をさせてもらって、感謝の言葉しか出てこない。退職エントリを書くほどのことは会社でやってないのだけれども。

そんなこんなで新しいバイトを始めることになった。

新しいバイト先は前職でお世話になった上司に連れられてオフィス見学に行ったことがきっかけで面接を受けさせていただくという縁で働かせてもらうことになった。なんだかんだ縁というものは繋がっていくものだ。

先日、バイト先の新しいサービスがローンチされたということで出社日はまだなのだけれどもローンチパーティーに参加させていただいた。大勢の人に挨拶をさせていただいて、「これからこの人たちと働くのかー、楽しみだなー」と思った。

僕は新しいバイト先に入るときとか新しい遊び仲間と知り合ったときとか、ほとんど知らない、けれどこれから長く付き合っていく人たちが沢山いるコミュニティーへ入るときはいつもワクワクして好きだ。

アニメのオープニングでまだ本編に出てきてないキャラがどんどん出てきたりする演出がよくあるんだけど、あの演出を見ているときのワクワクする気持ちに似てる。

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入学式とか新しいクラスとか全員が初めましてでコミュニティーが形成されていくパターンよりも既に出来上がっているコミュニティーに入っていく方が好きで、物語に途中から登場する方が自分には向いているなと思う。別の部署で仕事している人だったり、同じ仲間内なのにタイミングが合わず、人づてに噂を聞くだけの人がいたり、そのコミュニティーに長く居れば知り合う人も増えていく。そういう少しずつまだ見ぬライバルや強豪と知り合っていくのが楽しいのだ。

 

 明日は行ったことのない街で映画を観るために降りたことない駅で待ち合わせするために今日は早く寝るという文章で締める予定だったのにもう随分夜中になってしまった。そろそろ寝ようかと思っていると明日の待ち合わせ相手から晩ご飯の候補地の食べログURLが送られてきた。三年前の三月の頭に食べた、鮎ラーメンだった。まだ上京して一週間も経ってない頃で入学もしておらず、数少ない先輩から教えてもらい、数少ない友達のうちの一人と食べに行ったことをよく覚えている。降りたことのない駅だと思っていたが、三年前に降りてたようだ。

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あの頃はまだ見ぬ大学生活に不安を抱えていたっけ。鮎ラーメンを食べながら何の話をしていたのかは思い出せない。けれど降りたことのない駅に降りたことがあったなんて自分も東京に思い出が増えたもんだ。最近は渋谷や新宿を歩いていると、どの街角にも誰かと歩いた思い出があって不思議な気持ちになる。ついこないだまで目新しい景色だったのに。同時に実家に帰るたびに街の景色が少しずつ変わっていっており、よく歩いた道から見えるものが自分の思い出がない景色になっていて驚く。少し先の未来、僕も数年前の記憶を思い出すために数年前の東京の景色を画像検索したりするんだろう。もっとワクワクしたいし、何度も画像検索したいから今年も沢山の人と知り合って、沢山の場所に遊びに行こう。肌寒い季節はもうすぐ終わって、遊びに行くのが億劫じゃない季節がやってくる。

 

 春に思い出が多い気がするけれど、それは木々の花が咲くことで長い冬に見慣れた景色が輝き始めるかもしれない。視界に映るものが輝くと人の思い出も増えるのかもしれない。

 

そう言えば、春から我が家にイタリア人やら雑誌マニアやらが住むみたい。一人は一回しか会ったことないし、一人は今年に入ってから知り合ったし、信頼は時間じゃないのかもしれん。今年度も楽しくなりそうだ。

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