ぐるナビの「忘年会はお祭りだ」キャンペーン、四年間の歴史をまとめてみた

2010年

この年から忘年会広告キャンペーンをやっていたものの、キャッチコピーは「笑う忘年会に福来たる」ということで今とは違う。

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2011年

この年、東日本大震災の影響で日本全国に閉塞感や自粛ムードが漂い、忘年会を
控える傾向さえ見受けられた。その中でぐるナビでは、忘年会をお祭りになぞらえ、
みんなの心をひとつにし、仲間同士の絆を深め、日本中を元気にしようと「忘年会はお祭りだ。」のキャッチコピーで「忘年会キャンペーン2011」を全国的に展開することになる。調べてみたところ、ポスター広告しか見つかりませんでしたが、実際はどうだったのだろうか。

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2012年

この年のコンセプトは

「みんなが集まる忘年会には、いいことがある!」

このコンセプトはこのように説明されている。

忘年会は、お祭りだ。
それは人生を刺激する。
それは仲間をつくる。
苦手だったあのひとの意外な面を知る。
好きなひとをもっと好きになったりする。
大きな声で笑うことのありがたさを知る。
すべての苦労は報われるものだと知る。
それは、明日を昨日より面白くする。
忘年会は、
人生のテンションを
ちょっとあげるチャンスなんだと思う。

 

この年のポスターとキャッチコピーもよかった。

仕事だけの関係だったら、あんなに仕事してない。

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夜しかできないことがある。

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そうか。苦労は

自慢するためにあったのか。

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1億3000万人で乾杯!

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みんないい人だったら、きっとつまらない

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「忘年会は、お祭りだ。」という賑やかなキャッチフレーズとは違い、テレビCMでは忘年会があることによって生まれる、日常に潜むちょっとした非日常にスポットを当てられている。単純に盛り上がる様子ではなく、あえてこの情に訴えかけるような構成で、忘年会の意義について、改めて問いかける。

上司の女性にお酒飲めますか?と尋ねる若手社員。

実は彼は忘年会の幹事なのです。


ぐるなび 忘年会TVCM 「年上のひと」篇(30秒) - YouTube

普段は話すことのない同僚の女性二人が公園のブランコでなんのきなしに会話。

普段、見えなかったお互いの側面を知ることになります。


ぐるなび 忘年会TVCM 「ふたりのまゆ」篇(30秒) - YouTube

手品で場を賑わせる中年男性。

手品を終え、廊下に出ると若い女子社員が彼を追ってきます。


ぐるなび 忘年会TVCM 「上司の手品」篇(30秒) - YouTube

 

2013年

この年のコンセプトは

勝ち負けを忘れましょう。逃したチャンスを忘れましょう。

せこい成功を忘れましょう。許せない自分を忘れましょう。

他人のしばふっを忘れましょう。忘れられない自分を忘れましょう。

逃した魚は、意外と小さいから。

忘れることで、人は前に進めるのだから。

ポスターはこのようになっている。

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失恋は恋のはじまり。じゃあ、忘れましょう。

生きていれば、ミスをする。じゃあ、忘れましょう。

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生きていれば、ミスをする。

じゃあ、忘れましょう。

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噂話はくだらない。じゃあ忘れましょう。

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テレビCMは見つけることが出来なかったが、この年はやってなかったのだろうか。

 

2014年

今年のコンセプトはこれ。

けっこう今年トップクラスに好きなキャッチコピーでした。

「忘年会」という抽象的なものが一体何なのか、何でするのかといったところをきちんと言語化/定義付けされています。抽象→具体化→消費欲求の動線がすばらしいなと思いました。誰だってこれ読んだら、忘年会やりたくなっちゃう。

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他にもいくつかのキャッチコピーが広告で用いられていました。

「同じネタで笑っている。」

「3才のときの愛称は、きっと一生モノ。」

「嫌なことは、なかったことにできる。」

「笑いは、何かを吹きとばす。」

「いくつになっても女子高生。」

「聞いてくれるから、話してしまう。」

「乗り越えないとできない話がある。」

「つらかったほうが、たのしい。」

「父と母もその昔、彼氏と彼女だった。」

「同じものを食べていると、 顔が似てくる。」

「ひとりじゃ、騒げない。」

「覚えてなくても、しあわせ。」

 

そして今回からポスターやCMはこれまでとは一新された。

ベトナム日本語学校で学ぶ女の子の物語として展開されるようになった。

彼女は授業で不思議な言葉を習う。

ボーネンカイハオマツリダ」

彼女は遠く日本に伝わる、ちょっと変わったお祭り「忘年会」を知ることになります。

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2014 ぐるなびTVCM 「日本語学校」 - YouTube

 

彼女は家に帰って、「忘年会」のことを家族に話します。

すると家族の中で「ボーネンカイハオマツリダ」が流行語に。

みんな、口々にボーネンカイハオマツリダ」を連呼します。

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一人、建物の屋上で「忘年会」のことについて考えている彼女。

すると建物の下に大好きなあの人が通りがかる。

彼女はボーネンカイハオマツリダ」と男の子に叫びます。

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2014 ぐるなびTVCM 「好きなひと」 - YouTube

 

ついに開催されることになった、初めての忘年会。

日本語学校の先生と生徒たちで楽しくはしゃぎます。

「忘年会はといえば?」ということでネクタイを彼女もが頭に巻く姿が可愛いです。

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2014 ぐるなびTVCM 「はじめての忘年会」 - YouTube

 

今年が圧倒的にいいですね。来年も楽しみ。

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